2009年6月14日日曜日

vol.29 とっておきの甘い近道の地図あげる

そういえばHPをリニューアルした。

超便利なブログというシステムへの反抗の意味も込めて手作業で日記を公開していたが、
それもだんだんどうでもよくなってきた上に、とにかくめんどくさくてしょうがないので、
日記は外部ブログの自動読み込みという形にした。

あー、らくちん。


人は変わるものである。


※できればIE6以外で見てください。そっちの方が絶対かっこいいから。


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レコード集めてる奴なんてただのかっこつけだと信じて疑っていなかった俺も、
いっちょまえにレコードプレーヤーなんてものを購入してしまってから半年が過ぎ、
今やたまの休日にはレコード屋と呼ばれるお店に行ってしまうようになってしまった。

人は変わるものである。



去年の3月の京都最後の日、バンさん家に多喜と行ってエリントンのレコードを聴かせてもらったのがそもそものきっかけなのだが、レコードで聴くならアコースティックな音楽がいいです。

ベーシスト的に言うと、生音のアンサンブルの隙間から聞こえてくるベースの音がCDとより気持ちがいい。

まぁそれはサックスの人だったら「サックスの音が全然違う」というかもしれないし、
ピアノの人だったら「ピアノの音が全然違う」というレベルのものかもしれない。

とにかく自分にとってはベースの音が違う、というのがCDよりもレコードを聴く理由ですと(女の子にモテたいからという理由もあるが)。
同じ理由で、ベースが音圧稼ぎっぽくなってる音楽(最近のロックとか?)には向いていないと思います。

自分の家で初めて聞いたAトレはアゴが抜け落ちるくらい感動したが、
わざわざヤフオクで買ってあんなに楽しみにしていたrossoの「bird」とRAVENを聴いた感想は、「なんだCDといっしょやん」だった。

そんな理由で「Blankey Jet Cityのレコード全部集めたろう」という情熱が風前の灯状態です。
まぁたぶん集めるけど。


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自分はレコード屋に行くと、まずDuke Ellingtonのコーナーに向かいます。
フルバンやってた時、デモ以外に一枚も音源を持っていなかった体たらくぶりの反動か、
とにかくエリントンのレコードを集めたくてしょうがないという気持ちでいっぱいです。

先週は以前から行きたい行きたいと思っていた渋谷のレコファンに行きました。
超最高。広くて安い。また行く。


で、もれなくエリントンを買いました。



● 極東組曲(左)
せっかくレコードで買うのだからCDとは違うジャケットのを…と思って日本版のを買いましたが、やっぱりオリジナルのジャケットの方を買えばよかったと、死ぬほど後悔しています。
死ぬまでに一回でいいから、Adlib on Nipponをやりたいです。

● ピアノトリオのやつ(右)
1周だけ聞きました。エリントンはフルバンの方が好きですな。
まぁほとんどの人がそうだと思うが…
トリオで言うとshepherdはだいぶ好きです。



で、こんなものも買ってみました。



UAです。
昔「スカートの砂」という曲が大好きだったので、なんでか急にそのことを思い出して購入。


感想 : UAってこんなにかっこよかったのか…


ちょっとありあえないくらいかっこいいです。
楽曲もスーパーすごいので、おそらくプロデューサー陣がたぶんすごい人たちなんだろうと思います。全然知らんけど。
ベンジーには申し訳ないけどajicoやってる時より全然かっこいい。

で、youtubeで検索してみたら、こんなかっちょいい動画が。
(2:15までは飛ばしてかまいません)



久しぶりに人前でウッベ弾きたくなりました。


24だか25の時に、神戸のジャズ猛者が集まるイベントに行ったことがあって、そこで女の子がボーカルとってるコンボがあって、それに超絶感動したことがある。

その時、声といのは最強の楽器なんだなぁと痛感させられた。
ベースという楽器じゃ一生勝てんわ、と思った。


そんなことを思い出したとさ。