2009年9月22日火曜日

vol.33 そうだ京都行こう

9月5日~6日の土日に京都に帰っておりました。
ダブルフォースというフルバンのリハに参加するためです。

「移動代に金払うなら機材買う」という超貧乏的発想でバスを選択。別にそんなに貧乏ではないが…
でも朝出て夕方着く便だったので本読んでたらすぐ着きました。楽勝。


もじゃ男の家で一休みして、年柄もなく京大のセッション行きました。
みんなうまいです。OBとしての立場がありません。もう来ません。



受験について少し相談に乗ったことのある子が無事入学していて感無量でした。
▲のドラムの子です。
偶然の再会に、一同の涙を誘う展開へまっしぐら。


その後懐かしのヤンパオに行きました。
もう2年くらい行ってないけど店長に覚えられとった。
さすがに1週間に4回とか行っとると記憶に残るようです。
ちなみにこの店の会員カードで使われているハンコは、俺と友達がベトナムでオーダーメイドしたものです。
さぁお前も会員になれ!!


そして北パチに行きました。
京都と言えば誰が何と言おうが北パチです。



社会人に入って無性にやりたかったバッティングについに手を出しました。
小学校の頃からノーコン神だった俺は、実はバッティングで才能を発揮できるんですと言えばもちろんそうでもなく、20球中ヒット級の当たりが1回出ればいい方です。
しかし、バットがろくにかすりもしなかった前回(5年前)に比べて確実なレベルアップを実感しました。

ちなみに150km/hに挑戦しましたがあれは人間が手を出すものではないです。
悪いことは言わん。やめておけ。
死ぬかと思った。


ゲーセンに行ったら100%やると決めている太鼓の達人も、それはもちろんやりましたよ。



もじゃ男とイタル君。

ゲーセンの代名詞とも言えるパンチングマシンやマリオカートにも手を出し、
明らかに次の日にリハを控えている身としてはオーバーワーク(普通に手が超痛かった)
だったため、もじゃ男に止められる形でもじゃ男宅に避難。


そういえば、もじゃ男宅には某超有名漫画がありました。
ワンピースです。
この漫画は絵が超嫌いで、1ページたりとも読んだことがなかったのですが、ちょっと読んでみると

「超おもろいやんけ…」

ということで深夜にも関わらず10巻分くらい読破してしまいました。
人は食わず嫌いで損をしているんだよということを気付かせる、優秀なエピソードですね。


もじゃ男からいろいろとバンドを紹介してもらいました。
中でも「Cologne Contemporary jazz orchestra」というのがかなりキテました。
CD欲しい。


- 2日目 -

アメ村の三木楽器に行きました。
独自のルートから、かの納浩一も利用しているmarkbassのlittlemarkの初期型が置いてあるという情報を掴んでいたためです。

自分のtrb-jp2を持ちこんで試奏しましたが、さすがにめちゃくちゃいい音がしました。
有名なVLEフィルターを初体験。下げるとtubeアンプのような音色、上げるとアクティブな感じが増幅されるという、今の自分が欲しい音色の2つが一つのツマミでゲットできるというシロモノです。
これは病みつきになりそうです。

が、その場で75000円という買い物を即決できるほど気持ちに余裕がなかったため、店員に「いいっスねコレ!!」と捨て台詞を吐いただけで店を後にしました。


その後芦原橋のスタジオへ。

アンプはGENZ BENZでした。
メタリックなビジュアルと寸分違わずバッキバキな音色で、正直
「これは買わんな…」
という思いでいっぱいでした。

バンドの中でベースを弾くのは多分前回のダブルフォース以来なので1年ぶりかしら。
このバンドは自分が今までやったどのバンドよりも、いい意味で各パートが自立しているので超楽しいです。


リハ終わったら新幹線ないし、明日仕事だしで、夜行バスに乗るのはそれはもう必然でした。

梅田に来ても1時間くらい時間が余るので、例の歩道橋(ストリートミュージシャンがいつもおるところ)で本でも読んでました。



逆ナンされたりするシチュエーションを想像しないでもなかったですが、
ついにその時は訪れることはありませんでした。
もっと人間を磨き、フェロモンムンムンな男になることを誓い、大阪を後にしたのでした。


ちゃんちゃん。

2009年9月19日土曜日

vol.32 ハードコア

ベーシスト以外には超どうでもいい日記。


楽器がうまい、とはよく言うけれども、
それはリズム感がタイトなことを言うこともあれば、ピッチがいいことだったり、でかい音が出てることだったり、フレージングがよかったり、はたまた見た目がかっこいいことだったりと、それは10人評価する人がいれば10通りの色々である。

そんな中でも「音がいい」ということが大事なような。気がしている。

超乱暴に言ってしまえば、ピッチが少々ずれてようが、リズムがちょい甘めだろうが、いい音出してりゃ聴く人はなんとなく幸せになれるんじゃねえか。
…と、ダーク1年目の終りくらいに、他大のライブ見て思ったりした。
(要するに、そんなにリズムもよくないが、音色はやたらいいベーシストがいたのである。)

ドンカマに勝るような神がかり的なタイム感をもつプレイヤーがいても、音色が不快そのものではやっぱり聴く側としてはシンドイ。たぶん。

プロの方々からしたら超アマい発想かもしれない。
あと楽器によってもいろいろ意見はあるかもしれない。

特にウッドベースというものはその競技人口の壊滅的な少なさと、低温をうまく響かせるという物理原則的な難しさとで、いまだに画期的なシステムは開発されていない。
たとえプロのライブを見に行っても、ウッベの音質に首をかしげたくなることがしょっちゅうなもんだ。
ましてやアマチュアをやである。
山野に行ってまともなウッベの音を聴けたことが一度としてない。

とは言いつつも、そんなことを23くらいの時に思っておきながら、
特に音色を改善する努力をしなかったことが俺の愚かなところである。
もっと楽器に金かけときゃよかった…


で、寝ても覚めてもこの胸を突き上げる物欲と、何だか知らんが金を使いたくてしょうがない衝動と、学生時代に比べて遥かに金がある現実が無理やりフュージョンした結果、
機材の買い漁りに走っているわけである。


で、今のシステム↓
(ウッベ用は今度)




trb-jp2(yamaha) : エレベ
 ↓
opto stomp(BBE) : コンプ
 ↓
m-80 bass d.i.+(MXR) : プリアンプ
 ↓
400rb-3(gallien-krueger) : ヘッドアンプ
 ↓
sonic stomp(BBE) : マキシマイザー
 ↓
GT-R1(TASCAM)で録音。


trb-jp2は音がめちゃめちゃ好きというわけではなくて、しかも6弦に拘ったわけでもないが、当時john patitucciが好きだったから買ったくらい。

「超地味な優等生」と言う感じの楽器です。
飛びぬけてすごい点は無いけど、デッドポイントもありません。
自分が持ってるyamahaというブランドイメージとぴったり一致します。

しかし節操無くバンドやってきた自分にとっては、そういうところが重要でした。
これでロックでもジャズでもポップスでもファンクでもフュージョンでもフルバンでも使えます。
というか使ってきました。


にしてもアクティブ臭がややきついので「やだなぁ…」とか思っていたら、
先日、購入後5年経って初めて、toneをゼロまで絞るとパッシブっぽい音になることが判明。
アンプでミドル軽く稼ぐともろジャコみたいな音がして、人生的にテンションが上がりました。

ヤッター

古めの曲をやる時はこれからこのセッティングで行くのだ。


フュージョンとかやる時にアクティブっぽく使いたい時は、いまだにいいポイントがつかめてません。
mxrのm-80は自分にはいまいちでした。歪みとか絶対使わんし…
巷で評判のcolorスイッチは、ハーモニクスが超埋もれるのでボツ。

試行錯誤は続く。
次はebs micro bass 2とかに手を出すつもり。
あとコーラス欲しい。