2009年12月20日日曜日

vol.44 上手に捨てられない

数日前、京都から手紙が届いていた。

京都的に要約すると、
「京都大学軽音楽部ジャズ系の定期演奏会があるさかい、是非ともおいでやす」
といったところだ。

ご丁寧にも蔵馬による直筆のメッセージが添えられており、それによると彼は今年のDM係を務めているらしいのだが、自分は5年分くらい定演に関わっておきながら初めてそんな係があることを知った。

そして所々に修正液の跡があるため、彼がどこで間違えたのかが赤子の腕をひねるように分かってしまうのだが、せめて自分がやってる楽器名くらいは間違わずに書いてほしかった。


ということで、日が変わって今日の12月20日、
部最大のイベントである定演が行われるようだ。


たしか毎年8時半とかに集合だったので、もう数時間後には準備のために部員が楽器庫とかに顔を出し始めるだろう。
ちなみに俺はほとんど間に合ったことがない。

しかし自分が当事者であるころは何も思わんかったが、
よくよく考えると16時から始まるライブの準備を、8時半からやる必要があったのだろうか。
未だに理由がよく分かっていない。
しかし、手続き事をすべて他人に任せしかも今以上に遅刻しまくっていた自分に発言権は無いものとして考えたほうが懸命だ。


さてここで、自分の1年前の日記を復習してみよう。

もうなんだかものすごいテンションで
「男泣きをするために迷わず京都に帰るでしょ~」
みたいなことを書いていた。

確かに、大の後輩好きとして知られ、京都はおろか関西一帯に一大センセーションを巻き起こした俺だ。もう人目も憚らずボロボロ泣きまくるのが俺にとっての定演だった。
俺がM2になるころにはたぶん「またかよ」と冷笑していた部員も多かったに違いない。
打ち上げで団員数だけビールを一気飲みするというパフォーマンスを発明し、黄色い声が鳴り止まなかったのも記憶に新しい。

しかし、どれだけ外部の人が見に来てくれようが、親や友達が感動したとか言ってくれようが、定演は演奏する自分たちのものだ。
自分やメンバーのために演奏して、自分がやりきったと思えれば、それが定演だと思う。


今年の定演が、みんなの糧になりますように。
演奏が始まるころ、会社から応援することにする。



自分がダークのバンマスをやった2004年、演奏終了後にステージ上でさめざめと泣きじゃくる俺のところにおかんがやってきて、カレーを1週間分くらい作ったからちゃんと食べろと告げて帰ったのは未だに忘れられない。



Duke Ellington / Rockin' in Rhythm

2009年12月1日火曜日

vol.43 対人恐怖マニュアル

仕事柄、徹夜にはめっきり強くなったものの、酒の弱さはもう相変わらずであります。
それどころか年々弱さに磨きがかかってきておるようです。
ここ1ヶ月くらい、酔い方が明らかに変わってきました。

先日などは、信じられないことにビール半杯でもうべろんべろんに酔っ払い、
自分よりも齢20ほど上の我が社マネージャーに対して、我が社の問題点などを喋りまくったようです。
(あんまり記憶にない)
なんともはや、恐れ多いことです。

先の金曜日などはもっとタチが悪くて、とうとう先輩に対してキレてしまいました。タメ口で。
なんともはや、非常に後悔した。

弱いくせに理性だけはある、というのが俺の酔い方でしたが(つまらん男だ)、
どうも最近、弱い上に理性までなくなる、という酔い方にシフトしてきているようです。

行き着く先は何なんでしょうか。
半年後の自分が怖くてしょうがない。


光輝くカニ鍋

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27年間、酒と女とギャンブルには手を出してきませんでしたが(つまらん男だ)、
ついにパチンコとやらを経験しました。
ビギナーズラックを信じる俺が賭けた5000円が一瞬で溶けましたが、
人々がハマる気持ちが垣間見えてしまいました。
黄信号です。


↑すでに3万負けてたのにラストの1000円が1万に膨らんだとかそんな理由で、酒を奢ってくれる上司です。

さすがバブリーな広告業界を経験してきた人は、金に対する考え方が根本的に違いますな。
「今度勝ったら風俗に連れてってやる」が捨て台詞でした。

しかし彼がパチンコで勝ったという報告をまだ一度も聞いたことがありません。

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日曜は某巨漢ドラマーと赤坂のスタジオに入りました。
2人で起こす新バンドのため、おしゃれでかっこいい程よくポップな曲を作るためでしたが、
自分の作曲センスの無さに脱帽しました。

というよりも、ドラム+ベースで作曲は構造的に無理があるようです。

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前回のエントリーで決意表明をして、すぐパソコンを買いました。
さすが導火線が短すぎる男いまさし。行動力が違います。
(導火線に火をつけるまで1年半かかりましたが)

なんと、23インチワイドディスプレイ付きであります。
なんというか、アホみたいにでかいです。


月とパソコン


テンションあがったので別アングルから


「デスクトップはでかくてナンボ」が信条のワタクシでもびっくりするサイズの本体



OSはもちろん噂でもちきりのWindows7です。
さすがいまさし、トレンドは逃しません。

自分がVistaのインターフェースが嫌いだったことを買った後で思い出したのですが
その中でも特に大嫌いな音は、すぐ全部無音にすることで嫌悪感を緩和しました。

XPモードが使えるとかで、Professionalを選択。
そういえばWindows7未対応のドライバとか、このモードで動くのかしら。今度試してみます。

スペックです(完全にSEO対策)。
  • OS:Windows7 Professional
  • CPU:i5-750(クアッドコア / 2.66GHz)
  • RAM:4GB(OSが32bitなので2.99GBまでしか認識しません)
  • HDD:500GB(100GBセパレート)
  • グラフィック:NVIDIA GeForce GT240 1GB
  • サウンド:オンボード
なんだこの不必要な高スペックは!!
何のプロになる気だ。

参考までに自分が京都にいる時に使っていたPCはこんな感じ↓
  • OS:XPの一番しょぼいの
  • CPU:1.3GB×一発
  • RAM:256MB
  • HDD:40GB
  • グラフィック:もちろんオンボード
  • サウンド:もちろんオンボード
PhotoShopがまともに動かなかったのもうなづけます。

CPUが8倍RAMも8倍HDDは12倍に進化しています。
これと先述のディスプレイ合わせて12万でした。
(ちなみに京都時代のは14万くらいでした)
7年間はパソコンの進化にとって十分な時間だったようです。


で、件のディスプレイですが。



左右に不必要なスペースがありすぎます。

どうやら最大化して使うものではないようですな。
これ単体でデュアル的に使う、というのが賢そうです。
実際は19インチも繋げているので、気分はトリプルです。


まとめ↓

基本的にレコーディング用途を考えておりますので、
サウンドカード入れます。まずは入門用としてONKYOのSE-90PCIあたりですかね。
正直よくわかりません。

しかしこの時のために半年前に購入しておいたUS-122LWindows7で動かない
ティアックに電話したら、ドライバのアップデート中とのこと。
こればかりは待つしかありません。
Vistaは対応してるからいけると思った俺が浅はかでした。

しかも今見たらほとんど同じ価格でめちゃかっこいい後継バージョン出とるし…
とりあえず泣くか…

あとAdobe製品買う金を考えていなかったのは秘密です。

ちゃんちゃん。

2009年11月20日金曜日

vol.42 こぼれかけた古いラブソング

同期が一人いなくなりました。
嫁ぎ先はかのthaです。
凄すぎる。

仕事中に渋谷に抜け出して2時間悩んだ末に決めたプレゼントは、
コンバースのオールスターでした。


ちょうど本人が買おうか迷っていたモデルだったみたいで、
凄い喜んでくれたのを見ると、泣きそうになった。

彼は間違いなく表現者だった。

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そして昨日は高知の友達の結婚パーティー(?)でした。
彼女は自分にテナーサックスをくれた張本人です。

どこからどう見ても幸せな家庭を築きそうな二人を見て、我が事のようにうれしかったです。
本当におめでとうございます。


場所は吉祥寺のアムリタ食堂というところでした。
自分もやるならこういう雰囲気がいいなぁ。
その前に相手見つけな…

お約束の演奏もありました。YEBISUというユニットらしいですが、これがまたすごくよかった。



また演奏を見たい。
(追記:にのさんからURLゲットしました。)

彼らは間違いなく表現者だった。

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最近twitterをやりまくっております。
自分も最初は「何がおもろいんだこんなもん」と思っていた一人でした。
フォローする人をある程度増やしてやっと分かったですが、
ネット上のおもろい情報を収集する意味では、mixiなんて全く話にならんくらい便利です。
それはオープンであることと、更新性が異常に高いというアーキテクチャの部分に依るところが大きい。

おかげさまで、今まで知らなかった感動的な音楽に、たくさん出会えた。

どうやら、世の中に表現者はゴマンといるらしい。

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ハテ自分は、
作曲したいレコーディングしたい絵も描きたいMTも覚えたいHTML5もPHPもFlashもやりたい。

何もしない状況がここ1年半くらい続いている。

同期の勇退は、自分がずっと止まっていることを気付かせてくれた。
もう限界だ。パソコン買うわ。

2009年11月9日月曜日

vol.41 And after all

同期が6人いる。

3つも年上の俺に平気で罵声を浴びせる、もう救いようのない連中である。
まぁ基本的にMだからいいんだが。
ただ、社内を見渡しても気持ちくらい仲がいい代らしい。

ただいま、会社が結構大変なことになっておる最中であって、
内心、こうやって集まれるのも最後かもしれん…と腹をくくって飲み会を企画した。我が家で。



こんな時に限って、1年ぶりに6人全員が揃うだなんて、なんて感動的。




まぁ結論から言うと、
僕らの代は、こんな綺麗な恵比寿の夜明けをこれからも何度か拝む必要を
受け渡されたわけです。
幸か不幸か。


しかし世の中、理解できんことばかりです。
しばらく考える時間がほしい。


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高知の音楽仲間が近くにいるというので、目黒のカラオケに行った。
彼はつい最近、遠距離恋愛に終止符を打ったとかで、きっと寂しかったに違いあるまい。


注) 彼はお医者さんです


彼の歌声、という形で初めてオアシスというバンドを聴いた。
たぶんここで紹介するのも恥ずかしいくらい有名な曲かと思います。たぶん。



oasis / wonderwall

なかなかええ曲やん。


ちなみにさっきも同期(風俗好き)と後輩(声でかい女)とカラオケに行ってきた。
明日から始まる毎日は、今日までとがらりと姿を変えたものになるようだ。

2009年11月4日水曜日

vol.40 嘆きのシロ

先週は人生ベスト3に入る寝不足で死ぬかと思った。
あとはバンジージャンプさえ経験すれば、人生もうやり残したことはありません。



そういえば、会社PCのモニタを縦向きにした。

単に横で使うスペースが無かったからなのだが、使ってみてアラびっくり。
ブラウジング最強。
ワイヤーフレーム(ページの構成案)を作る場合も最強。
あとは、なんだか仕事ができる人みたいに見えるという利点がある。
トラックボール使っている人がデキル人に見えるのと同じ理屈である。

しばらくはこれでハッタリをかましていこうと思う。

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今週末はグッドデザイン賞の発表だとか。
一応デザイン会社と言ってもいい会社に勤めているけども、職種柄webのビジネス的な利用にしか頭がいってない。
デザインというもうちょい大きなドメインで仕事にあたりたいなー。

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というか今これ書いてて思ったけど、Bloggerの新しい入力フォームが異様に使いづらい。
画像まわりの改行処理がめちゃくちゃやわ、勝手に変なタグ付くわで、結局html手書きで日記書いてたころとあんま変わらん。
近々のバージョンアップを願います。


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以下、例によってベースの話題。
びっくりするくらい面白くないので、ベーシストか、あるいはよっぽどの私のファンでない限り絶対に読まないでください。


最近は某動画サイトなどを見ながら、勝手に自分用の課題曲なんてものを用意して自分のベースをオーバーダブするという一人遊びが楽しくてしょうがなくて、たまにウキウキで明け方までやってしまうので仕事に支障が出るくらいである。

で、自分は8ビートというものをあまり通ってこなかったからか、やっぱり未だに慣れなくて、なんともまったくドライブしない。
16ビートは、フレージングだけでそれっぽく聞こえてしまうところが、まぁあるんだけれども。
ちなみに一番やってきた4ビートは未だにできる気がしない。

で、某動画サイトとかをよく見ていると、結構8ビートでは歪みを使ったりするみたいだということに今さらながら気付き、そういえば大学のサークルで8ビートをブリブリ弾いていた先輩も、サンズのベードラ使っとったなぁとか思い出して、一度使ったきりでもう売っぱらたろうとか思っていたMXRのM-80を引っ張りだして使ってみた。

で、これがなかなかドライブするのである。

M-80よ、すまんかった。


「trb-jp2はロックでは使えん」「歪みなんて一生使わん」などと言っていた奴は誰だ。


▲一応今の8ビート用セッティング
シロとクロのプリアンプ兄弟が、鉄コンを想像させる味わい深い一品。

trb-jp2 (ベース)

bbe / opto stomp (コンプ)

freedom c.g.r. / q.s.bass preamp (音色補正)

mxr / m-80 bass d.i. + (歪み)

tascam / gt-r1 (録音)

鼻血が出るくらい素人臭いセッティングだが、自分はエフェクター素人なので、問題はない。
とりあえずはこれで当分試行錯誤してみる。

2009年10月27日火曜日

vol.39 ロックンロールだぜオイオイ

明日は朝イチで横浜のケーキ屋で打合せです。

それを含めて明日は計10時間打合せが入っているので(殺す気か)、
明日中にやるつもりだった作業を全て今晩中にやっておかなければなりません(殺す気か)。

会社に一人残って仕事もどきをしていると、あまりに寂しくなってくるので、
寂しさのあまりついついこのブログにも手が伸びるというものです。


そういえば歯医者に行った。10数年ぶりに。
自分はアホみたいに煙草を吸うし、しかもあまり歯を磨かないという特殊能力を持っているので、
もう口の中がとんでもない事になっとることは、火をみるより明らかだった。
というか、歯についたヤニが尋常じゃないことは、鏡を見ればもう誰の目にも明らかだった。
もはや火がどうとかそういうレベルじゃない。

しかし、浪人時代の愉快な仲間であるミツアキの姉ちゃんが、ヤブ医者にかかったという話を聞いてからというもの、自分は18歳からずっと歯医者には相当な懐疑心を抱いていたのだ。

ということで、意を決して行ってみました。恵比寿デンタルケアクリニック。
会社から徒歩30秒という笑えるくらいの好立地。

さすがに10年も経つと歯医者も進化しておるようで、病室(?)の壁にはパソコンが埋め込まれておった。
こんなところにも文明化は触手を伸ばしているようだ。

調査の結果、「虫歯が一個もない」という信じられないような報告を受ける。
自分の弟(※天才)は全く歯を磨かなくても虫歯にならないというスタンドを持ってたが、
実は自分も軽くそうだったのか…
27年間知りませんでした。

そんなことよりもこのヤニを何とかしてくれ、という要望に快諾する医者。
20分くらい何やら歯の表面をごしごしやられて改めて鏡を見ると、
むしろもとの自分の歯よりも白くなっとるやんけ…

備えつけのパソコンで、ビフォーアフターを見ましたが、
何というか、恐ろしいほどの変わりようでした。
それはまるで年末の大掃除で窓のサッシを拭いた時のよう。


結論:恵比寿デンタルケアクリニックはヤブじゃない


なんだか最近の歯医者はとにかくすごいな…と、ひとしきり感動して、
30秒歩いて会社に戻りましたとさ。


第一部:完


+ + +


以下は例によって「こんな機材買いました」とかいう報告。
こんな誰も興味ないことばっかり書いとったら(オンライン上の)友達をなくすというリスクを抱えながら、僕は生きている。


お買いものその①




















なんだか低音に定評があるZAOLLAのシールド(3m)。

さっそくProvidenceとの弾き比べを試してみましたが、録音した奴を聴き比べても
はっきり違いがわかりませんでした。
もう少し正確に言うと、 たしかに音は違うけど、うまくその差を言い当てられないという感じです。
あえていうと、太くはなるが、ちょっと硬くなる…かな…特にミドル~ハイが。

そこらへんは自分の耳が肥えていないので、他人に有益な形でレビューができませんが、
しかしプラグが笑えるくらいでかいので(ジャンボプラグというらしい)、
なんだか妙な説得力をひしひしと感じる。

そのジャイアン的なビジュアルがいたく気に入り、最近はめっきりこれを使うようになったとさ。



お買いものその②




















BOSSのPSA-100S(の箱)。

実は先月くらいにヤフオクで譲ってもらったmicro bass Ⅱのノイズがあまりにひどかったので、
(ベースの音をかき消すくらい「ウボァー」と鳴り続けている)
故障じゃないかと先方に軽くいちゃもんをつけかけたのだが、
はたと他のアダプターを試してみてはどうかと天啓を受けた。ような気がした。

それまで使っていたサウンドハウスがタダ同然で配っとるアダプターは、あまりいい評判を聞きません。
BBEのsonic stompとopto stompは全く問題なかったのだが…

どこかのサイトで見たのだが「9vですよ~」と書いてあるアダプターでも、実際計測してみるとかなりバラつきがあるようです。
そのサイトでおすすめと書かれていたPSA-100シリーズを、何の疑いもせずに3つの大人買い。
購入先は例によってサウンドハウス様々です。

恐る恐る試したところ、ノイズがほぼ無くなるという変化ぶり。



すみませんでした。
腹を切ってお詫びする。いや切らんけど。



(追記)
このページを今後参考にしましょう。

2009年10月18日日曜日

vol.38 冬の星に生まれたら

自分の青春と全くのイコールであるBlankey Jet Cityは自分が一度も見ないうちに解散し、
ギタリストはその後あまりピンとこない曲を量産し続け、
ベーシストはリーゼントとベーシストを辞め、
ドラマーはフリーのインプロ系ドラマーになってしまっていた。

要するに、自分が10代の後半にあんなにも夢中になったものは、
もはや誰が何をどうしても、リピート化されたものでしか追体験できん。
2000年フジロックのラストで照井が咆哮しながらマイクスタンドをなぎ倒した瞬間、
自分はあの場にいなかったのである。


できることをできるうちに、ちゃんとやっておくことが、何ともパワーはいるが、
大切なことなんだろうと思う。


例えば今ごろ自分がゲーム作曲家になっていたら、とかね。


ちょうど今ジャコのドキュメント本を読んでいる。
恐らく彼は生まれた瞬間からそうだったのだろうが、
「今やるんだ」という潔さと直球さが、何ともかっこいい。
それが多分、彼を僕らが知るジャコに押し上げた原動力だった。


今の自分の気分の曲。





今日で27歳になりました。
これからも宜しくお願いします。

2009年10月17日土曜日

vol.37 Pink Prisoner

将来の自分が作家性を備えるとどうなるかという興味から、
とりあえず今のうちからネット露出を高めておこうという考えのもと、
最近無理やり日記を書いているが、どうもエントリーが毎回長すぎる。

小出しにした方がPV的にも滞在時間的にもいいスコアになるはずだが、
「毎日全力投球」がモットーの自分としてはしょうがないのである。

さて、

以前からくどくど申し上げているように、
固定バンドもないくせに、相変わらず何かに取り憑かれたように機材を買っている。

すでに東南アジアなら何回か行けるくらいの金を投資してしまった。

自分用の備忘録として9月~10月の戦利品の報告。
固有名詞をやたら出しているのは、SEO対策以外の何物でもない。



●戦利品その①

人生6本目のベースを入手。
ほとんど衝動買い。
3000円のシャツを買うだけで「一晩考えらせてくれ」という名言を残した過去がまるで嘘のようだ。
見たかこれが社会人のチカラだ。

ちなみにベース本体を買ったのは大学4年のウッベ以来だから、4年ぶり。




















Bacchusのフレットレス。とりあえず入門用に。

某巨大SNSを介して譲ってもらう。
しかもちょうど買おうと思っていたソフトケースと一緒に(!!)
日頃の行いが良い(=会社のために不眠不休で働く)と、
このようなラッキーが舞い込んでくるようだ。

いやーパッシブのフレットレス、ずっと欲しかったのよねー。
(アクティブのフレットレスは、自分の中では完全に邪道である)

かといって10万以上するフレットレスをいきなり買うのもアレやし、
安い価格帯だとfender japanみたいなブランドネームで売っている会社よりも
バッカスみたいにしこしこ作ってる会社の方が信頼できるんちゃうか、という気がした。

ヘッドのロゴを見る限り、バッカスのクソ安いシリーズではないようです。


1時間くらい音出したが、デッドポイントも致命的なビビリもなく、
弦間のバランスも思ったよりいい(もちろんアクティブには負ける)。
うむ優秀。


基本ベースだけでゲーム音楽をレコーディングするプロジェクトのネックは、
どうしてもメロディーの演奏になる。
(ベースという楽器はそもそもメロディーを弾くには向いてない。もちろん時と場合によるが)

trb-jp2でコーラスかけたりして何度か試したが、どうしても機械的になるのはどうしたもんかと
悶々していた時に候補として急浮上したのがフレットレスなのであった。
 
しかし買った後で気づいたが、
「時の傷痕」のテーマを弾くにはちょうど1フレット足りないことが判明。
どないすんねん…
















軽くご飯が3杯はいける、トゥルットゥルッの指板の眺め。ハァハァ。




●戦利品その②




















以前ちらっと紹介したやつ。
Freedom Custom Guitar ResearchのQuad Sound Bass Preampである。
ギャグかと思うほどの名前の長さがグッド。

これも某巨大SNSを介して購入した。Micro Bass Ⅱ買った次の日に。
男は一度決めた道を追及せねばならんので、このような暴挙もノープロブレムなのである。

このプリアンプ、何がいいかって見た目である。
世のエフェクターのほとんどに対して、ビジュアルには「?」だが、これだけはかっこいい。
世界で一番かっこいいエフェクターだと勝手に思っている。

もちろん音もいい。
自分が持っているプリアンプの中では一番好みである。
ハイにエロさを出したいときはMicro Bass Ⅱを使うが、
ローに芯を出したいときはこっちを使う。


trb-jp2を買うかどうか悩んでいた時の決めてになったのが、
フィリップ・バイノがRIng of Fireでロックでブリブリ使っていたからなのだが、
5年くらい使った俺の結論は「やっぱこれロック向きじゃないわ」だった。
ルート弾きが気持ち良くない。もちろん自分のウデのせいもある。

こいつ使うとジャズベっぽくなるというか、
とにかくルート弾きメインの8ビートの時はもっぱら使っています。




●戦利品その③




















BOSSのME-50B。ベース用のマルチエフェクターです。
なんだこの至極近未来的(≒かっこ悪い)なビジュアルは!!

コーラスとディレイとリバーブの差が良くわかっていない自分のために勉強用として購入。
かのChristian McBrideが使っているから、まぁ大丈夫やろ。
親切にもソフトケース付き(某巨大オークションで出品者がつけてくれた)。

そしてあわよくばレコーディングで使ったろう、という魂胆。
決して人前では使いたくない。

とりあえず1時間試した感想。

・ とりあえず音質は悪くなる。
・ パッチはほとんど使えん(歪みはいらんのだっちゅうに)。
・ おもちゃ度MAX。これでまる1日は遊べる。

まだ試してないが、フレットレスにコーラスかけて弾くとどうなるか想像しただけでよだれが垂れます。


+ + +



半年かけてエレベ回りは欲しいものをだいたい揃った。
次はウッベ回り。アジャスターと弦を買うのであ~る。

2009年10月14日水曜日

vol.36 暴走センチメンタルジャーニー

社会人になって初めて旅らしい旅をしました。
我が社の同期5人による房総半島一周ドライブの旅です。

以下、ダイジェストでお送りします。



はじめての九十九里浜
















空は、まるで嘘のようだった。


































明らかに民家そのものの蕎麦屋































灯台にて















立ち入り禁止区域へ
















全てを忘れてしまいそうな絶景




















































何しとるの




















コテージはこんなかんじ




















バーベキュー



































花火でおもろい絵がとれました






















































































































最後は打ち上げ花火でした。





















高知以来に見たヤシの木





















2日目


































携帯のカメラで夕日の良さは捉えられません






























お疲れさまでした
















しかしあれですな。

2日間もべったりだと、みんなの人となりが見えてくるもんです。
それは単純に過ごした時間だけじゃなくて、旅というものに人生観が反映されているような気がします。

人生は旅である、とはよく言いますが、
人生が人となりを形成するとものだとすると、
旅は人生である、とも言えそうです。